ダブル立直 (ダブルリーチ)

ダブル立直は、配牌を受け取った直後の第1打牌でリーチを宣言する2飜の役です。通常の立直(1飜)より1飜高く、一発・裏ドラも乗るため高打点が狙いやすい役。ただし配牌時に聴牌していることが絶対条件であり、一度でも打牌したあとのリーチは通常の立直になります。

飜数
2飜
鳴き
不可(門前のみ)
喰い下がり
なし

成立条件

ダブル立直は次のすべての条件を満たしたときに成立します。

  • 配牌を受け取った直後、 一度も打牌せずに第1打牌でリーチを宣言 する
  • 門前(ポン・チー・カンをしていない) であること
  • 1,000点を供託として場に出すこと

通常の立直と同様に1,000点を供託しますが、宣言タイミングが 配牌直後の1打目 に限られます。2打目以降のリーチは飜数が1飜の通常の立直になります。

成立すれば 2飜 が確定し、裏ドラ・一発も有効です。門前限定のため、配牌後に鳴きを行った場合は宣言できません。

出現頻度の目安

ダブル立直が成立するには、配牌13枚の段階でテンパイしている必要があります。理論上の確率は数千〜数万分の1であり、 通常の立直と比べると大幅に低頻度 です。

数十局〜百局に1回程度が体感の目安で、半荘1セッション中に1回出るか出ないかという頻度です。配牌でテンパイしていることに気づかず見逃してしまうケースもあるため、配牌確認の習慣が重要です。

宣言のポイント

ダブル立直は「配牌でテンパイしていれば宣言できる」役ですが、以下の点を意識すると損をしません。

  • 待ちの形を確認する 両面待ちや多面張は和了率が高くダブル立直の価値が高まります。単騎待ちでも2飜スタートは魅力的ですが、和了率の低さを意識した判断が必要です。
  • 裏ドラ・ドラの枚数を把握する 配牌にドラが多い場合はダブル立直+裏ドラで跳満・倍満も射程に入ります。手牌のドラ枚数を確認してから宣言しましょう。
  • 場の状況を見る オーラストップ目など、リスクを取りたくない局面では宣言を見送る判断もあります。供託の1,000点を失うリスクを頭に入れておきましょう。
  • 見逃しに注意 配牌時の確認が速い人ほどダブル立直の機会を逃しません。13枚を素早くソートして聴牌形を把握する習慣をつけましょう。

複合・関連する役

ダブル立直は門前の立直系役なので、以下の役と自然に複合します。

  • 一発(イッパツ) 宣言後1巡以内に誰も鳴かずに和了すると一発(1飜)が付きます。ダブル立直+一発で3飜となります。
  • 門前清自摸和(ツモ) ツモ和了すれば1飜追加。ダブル立直+ツモで3飜スタートです。
  • 平和(ピンフ) すべて順子構成の平和と複合しやすい定番パターン。牌種が多いほど裏ドラが乗りやすくなります。 平和(ピンフ)の牌姿例
  • 断么九(タンヤオ) 2〜8の数牌のみで構成する断么九も門前条件とかみ合います。配牌テンパイ+断么九なら高打点が狙えます。

通常の立直との最大の違いは 1飜の差 だけですが、2飜スタートは点数計算に大きく影響します。具体的な点数は 点数早見表 で確認できます。

よくある質問

ダブル立直は鳴いても成立する?

いいえ。ダブル立直は門前限定の役です。配牌後に一度でも鳴くと成立しません。ポン・チー・カンのいずれかを行った場合は通常の立直宣言自体ができなくなります。

ダブル立直と通常の立直を同時に宣言できる?

できません。ダブル立直と通常の立直は択一です。配牌直後の第1打牌でリーチを宣言すればダブル立直、1打以上打牌してからリーチを宣言すれば通常の立直となります。

一発はダブル立直でも付く?

はい。ダブル立直後も一発は有効です。宣言後、誰も鳴かずに1巡以内に和了すれば一発(1飜)が付きます。ダブル立直+一発で3飜スタートになります。

裏ドラはダブル立直でも乗る?

はい。ダブル立直も通常の立直と同様に、和了時に裏ドラをめくることができます。2飜スタートに裏ドラが乗ると一気に高打点になります。

ダブル立直は発生頻度がどのくらい?

配牌13枚のうち12枚(または13枚でテンパイ)という条件が厳しいため、通常の立直よりはるかに低い頻度です。体感では数十局に1回程度が目安で、参加者全員が揃っているセッションで数回見られれば珍しくありません。

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