鳴きとは
鳴き(副露・フーロ)とは、他のプレイヤーが捨てた牌を使って自分の手牌に面子(メンツ)を作ることです。ポン・チー・カン(明カン・加カン)が鳴きに該当します。鳴いた面子は手牌の横に公開して置きます。
ポンは同じ牌を3枚にする刻子(コーツ)を作ること、チーは上家(自分の左隣)が捨てた牌で順子(シュンツ)を完成させること、カンは同じ牌を4枚にすること(暗カンは鳴きではない)を指します。鳴くと「門前(メンゼン)ではない状態」になります。
鳴きのメリット
鳴きの最大のメリットはテンパイへのスピードアップです。相手の捨て牌を使えるため、通常より早く面子を完成させられます。スピードが求められる局面(点数が必要なとき・相手のリーチ後など)で有効です。
鳴きで成立しやすい役として、混一色(ホンイツ)・対々和(トイトイ)・混老頭(チャンタ)などがあります。特にホンイツやトイトイは鳴いても高い点数が期待できるため、門前にこだわらず鳴いて和了を狙う戦略が有効です。
鳴きのデメリット
鳴くと門前ではなくなるため、リーチ・門前清自摸和(メンゼンツモ)・平和(ピンフ)などの門前限定の役が使えなくなります。
喰い下がりとは、門前で成立する役が鳴きによって飜数が1減ることです。たとえば一気通貫(イッキツウカン)は門前で2飜ですが鳴くと1飜になります。また、鳴くことで手牌が相手に一部公開され、何の役を狙っているかを読まれやすくなります。鳴くかどうかは点数効率・スピード・手牌の方向性を考慮して判断します。