対々和 (トイトイホウ)

対々和は、4つの刻子(または槓子)と1つの雀頭で手牌を構成する役です。鳴いても2飜を維持できるため、ポン・カンを駆使して積極的に狙える攻撃的な役。成立条件・狙い方のコツ・複合する役・点数まで分かりやすく解説します。

飜数
2飜
鳴き
OK
喰い下がり
なし
対々和の牌姿例(4つの刻子と雀頭で構成)
対々和の牌姿例(4つの刻子と雀頭で構成)

成立条件

対々和は、次の条件をすべて満たした和了形で成立します。

  • 手牌の4つの面子がすべて 刻子(コーツ)または槓子(カントス) である
  • 残り1つの面子は雀頭(対子)
  • 順子(シュンツ)を一切含まない

例えば「一一一 三三三 七七七 白白白 發發」のような形です。鳴き(ポン・カン)で作った刻子でも有効で、 喰い下がりなし のため鳴いても2飜のまま維持されます。

七対子(チートイツ)との違いに注意しましょう。七対子は7つの対子で構成する役であり、対々和とは異なる役として扱われます(重複不可)。

狙い方・コツ

対々和を効率よく狙うためのポイントを紹介します。

  • 序盤の配牌確認 配牌時点で対子(同じ牌が2枚)が3組以上あれば対々和を狙う価値があります。対子が刻子に育つチャンスが多い状況です。
  • ポン・カンを積極活用 鳴いても2飜が維持されるため、他家の捨て牌を積極的にポンして刻子を作りましょう。特に役牌の対子がある場合は役牌との複合も狙えます。
  • 役牌から狙う 役牌(白・發・中・自風・場風)の刻子が含まれれば役牌と複合できます。役牌は他家も切りやすい牌なのでポンしやすく、対々和の土台として最適です。
  • 待ちを意識する 対々和は単騎待ちになりやすく、和了率が低下しがちです。できるだけ待ち牌の多い牌(孤立牌より可能性の高い牌)を雀頭に残しましょう。

複合・関連する役

対々和はいくつかの役と複合しやすく、打点アップに直結します。

  • 三暗刻(サンアンコウ) 4つの刻子のうち3つが暗刻であれば三暗刻と複合し、合計4飜になります。打点が大幅に上がるため、できれば鳴かずに暗刻を作ることを意識しましょう。 三暗刻の牌姿例
  • 役牌(ヤクハイ) 三元牌(白・發・中)や自風牌・場風牌の刻子を含めれば1飜ずつ加算されます。複数の役牌を刻子にすれば飜数を効率よく増やせます。
  • 三色同刻(サンショクドウコウ) 萬子・筒子・索子の3種で同じ数字の刻子を揃えると三色同刻(2飜)と複合します。例:7萬・7筒・7索をそれぞれ刻子にした対々和。 三色同刻の牌姿例
  • 混一色(ホンイツ) 一種類の数牌と字牌のみで対々和を作ると混一色とも複合します。さらに役牌との複合で高い打点を狙えます。 混一色の牌姿例

逆に、対々和は 七対子・平和・一気通貫・三色同順 など順子を前提とする役とは複合できません。

点数

対々和単体では2飜です。刻子のみで構成されるため、符(フー)が高くなりやすいのが特徴です。たとえば暗刻4つで対々和・三暗刻を複合させると4飜となり、符によっては跳満に届くこともあります。

具体的な点数(符×飜数の早見表)は 点数早見表 で確認できます。

よくある質問

対々和は順子を含んでもいい?

いいえ。対々和は4つの刻子(または槓子)と1つの雀頭で構成される役です。順子を1つでも含むと成立しません。例として「111 222 333 444 55」のような形になります。

対々和は鳴いて何飜?

鳴いても2飜のまま下がりません。喰い下がりなしのため、積極的にポン・カンを活用できます。

対々和と七対子はどちらが狙いやすい?

状況によって異なります。対々和は鳴けるため手が早く進みやすく、七対子は門前限定ですが対子7つを自由に組み合わせられます。序盤の手牌で判断しましょう。

対々和と三暗刻は複合する?

はい。対々和の4刻子のうち3つが暗刻(自分でツモって揃えた刻子)であれば三暗刻と複合します。計4飜となり高い打点になります。

対々和の待ち牌の種類は?

対々和は刻子のみの手牌なので、最後の面子が刻子待ち(1種の牌)または雀頭の単騎待ちになりやすいです。待ち牌が少なくなりがちな点に注意が必要です。

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