三暗刻（サンアンコウ） - 役解説

三暗刻の条件

POINT!

三暗刻は3つの暗刻（自分で揃えた刻子または槓子）を含む和了形です。暗刻とは、自分のツモで揃えた刻子や、暗槓（他家に見せずに槓子にしたもの）のことを指します。鳴いても飜数は下がりませんが、ポンした刻子は暗刻にはならないため注意が必要です。

対々和（トイトイホウ）

4つの刻子と1つの雀頭で構成された和了形である対々和と、三暗刻はよく複合します。対々和2飜と三暗刻2飜で合計4飜となり、高い打点を狙えます。対々和の役解説
四暗刻（スーアンコウ）
役満

三暗刻をさらに発展させて4つの暗刻を揃えると、役満の四暗刻となります。四暗刻は非常に高い打点が期待できる役満ですが、4つの暗刻を全て自分で揃える必要があるため、成立は難しくなります。四暗刻の役解説（準備中）

三暗刻の特徴と戦略について解説します：

いいえ、ポンした刻子は暗刻にはなりません。三暗刻は自分のツモで揃えた刻子や、暗槓（他家に見せずに槓子にしたもの）のみがカウントされます。例えば、3つの暗刻を確保した上で、残りの部分でポンやチーをしても三暗刻は成立します。

三暗刻は3つの暗刻を含む役で2飜です。一方、四暗刻は4つの暗刻を含む役満です。四暗刻は非常に高い打点ですが、成立させるのは難しいです。三暗刻は比較的狙いやすく、対々和などと複合させることで高い打点を狙えます。

序盤から対子（同じ牌が2枚）が複数見えている場合、三暗刻を狙う価値があります。特に、役牌の対子があれば、それを暗刻にすることで役牌との複合も狙えます。また、対々和との複合も視野に入れ、刻子を多く含む手牌構成を目指すとよいでしょう。

両方を同時に狙うのが理想的です。対々和は4つの刻子と1つの雀頭で構成される役で、その中で3つの刻子が暗刻であれば三暗刻と複合します。対々和2飜と三暗刻2飜で合計4飜となり、高い打点を狙えます。序盤の手牌の状態によって、どちらを優先するか判断するとよいでしょう。

三暗刻を狙う際の戦略と注意点をいくつか紹介します：

序盤の判断
序盤から対子（同じ牌が2枚）が複数見えている場合、三暗刻を狙う価値があります。特に、役牌の対子があれば、それを暗刻にすることで役牌との複合も狙えます。
ツモの重要性
三暗刻は自分のツモで揃えた刻子が条件となるため、ツモの重要性が高い役です。リーチをかけて、ツモで和了を狙う戦略も有効です。
対々和との複合
対々和との複合を狙うことで、4飜以上の高い打点を狙えます。4つの刻子のうち3つを暗刻にすることで、対々和と三暗刻の両方を成立させることができます。
暗槓の活用
暗槓も暗刻としてカウントされるため、4枚揃った牌があれば暗槓を検討しましょう。ただし、暗槓すると待ち牌や手牌の形が変わる可能性があるため、慎重に判断する必要があります。