麻雀の点数計算のやり方【早見表付き】|符と飜の基礎

麻雀の点数は「符(フ)」と「飜(ハン)」の組み合わせで決まります。点数表を丸暗記しようとして挫折した経験がある方も多いはず。本記事では符の数え方の仕組みから早見表の読み方、満貫以上の覚え方のコツまで、点数計算が苦手な人でも順を追って理解できるよう解説します。

符と飜の基礎

麻雀の点数は「何符(フ)何飜(ハン)」かによって決まります。この2つを理解することが、点数計算の出発点です。

飜(ハン)とは

飜は「役の強さ・複合度」を表す単位です。リーチ1飜、タンヤオ1飜といった役ごとに飜数が決まっており、複数の役が重なると飜数が合計されます。ドラや裏ドラも飜数に加算されます。

飜数が増えるほど点数は大きく上がり、5飜以上になると符に関係なく 満貫(マンガン) 以上の固定点数が適用されます。

符(フ)とは

符は「あがり形の複雑さ」を数値化したものです。同じリーチ・タンヤオでも、面子の構成や待ちの形によって符が変わり、最終的な支払い点数が違ってきます。

符は 10符単位で切り上げ します(例:実際の計算が32符なら40符として計算)。

点数は「符 × 飜」ではなく、符と飜の組み合わせに対応した点数表から求めます。公式は複雑なため、実戦では早見表を使うのが一般的です。

符の数え方

符は「副底(ふうてい) + 面子の符 + 待ちの符 + あがり方の符」で計算します。

副底(基本符)

すべてのあがりには 副底20符 が付きます。ただし「ピンフ・ロン」のみ副底が30符になります(例外)。七対子は25符固定です。

面子の符

面子の種類と牌の種類によって符が異なります。

  • 明刻(ポンした刻子) 中張牌(2〜8)4符 / 么九牌(1・9・字牌)8符
  • 暗刻(ツモで揃えた刻子) 中張牌8符 / 么九牌16符
  • 明槓 中張牌16符 / 么九牌32符
  • 暗槓 中張牌32符 / 么九牌64符
  • 順子(シュンツ) 0符

待ちと雀頭の符

待ちの形によっても符が付きます。

  • カンチャン待ち・ペンチャン待ち・単騎待ち:2符
  • リャンメン待ち・シャンポン待ち:0符

雀頭(頭)が役牌(三元牌・自風・場風)の場合は2符が加算されます。

あがり方の符

  • ツモあがり(門前ツモ):2符
  • 門前ロン:0符(ただし上記の副底が30符になる)
  • 食い仕掛けのロン:0符

点数早見表の見方

符と飜が確定したら、点数早見表で支払い点数を調べます。縦軸が符、横軸が飜数になっており、交差するセルを読むだけです。「子(コ)の支払い」と「親(オヤ)の支払い」が分かれているので、自分が親か子かを確認して使います。

代表的な点数を以下に示します。正確な一覧は 点数早見表 をご覧ください。

符 / 飜 1飜 2飜 3飜 4飜
30符(子/親) 1000 / 1500 2000 / 3900 3900 / 5800 7700 / 11600
40符(子/親) 1300 / 2000 2600 / 3900 5200 / 7700 満貫
50符(子/親) 1600 / 2400 3200 / 4800 6400 / 9600 満貫
満貫〜(固定) 子8000 / 親12000(5飜以上または3〜4飜で高符)
代表的な点数(子/親の支払い点数)。正確な全一覧は点数早見表をご覧ください。

ツモあがりの場合は各自が「支払い点数 ÷ 2(子)または ÷ 3(親ツモ)」を支払います。100点未満は切り上げになるため、全員の支払い合計があがった人の受取点数と一致することで検算できます。

満貫以上の固定点数

飜数が一定以上になると符に関わらず次の固定点数が適用されます。

  • 満貫(5飜以上) 子8000点 / 親12000点(ロン)
  • 跳満(6〜7飜) 子12000点 / 親18000点
  • 倍満(8〜10飜) 子16000点 / 親24000点
  • 三倍満(11〜12飜) 子24000点 / 親36000点
  • 役満(13飜以上相当) 子32000点 / 親48000点

役満以上(二倍役満など)については、ルールによって異なる場合があります。

覚え方のコツ

「符計算を全部覚えるのは無理」という声をよく聞きますが、実戦で頻繁に出るパターンは限られています。次の2段階で覚えると効率的です。

ステップ①:満貫の閾値だけ把握する

まず「この手は満貫に届いているか」だけを判断できるようになりましょう。

  • 5飜以上 → 常に満貫
  • 4飜 + 30符以上 → 満貫
  • 3飜 + 70符以上 → 満貫(高符例外)

「ドラが2枚以上あってリーチタンヤオなら満貫ラインを超えそう」といった大まかな感覚を先に身につけることで、細かい符計算をしなくても大半の場面は対応できます。

ステップ②:頻出パターンを点数で覚える

実戦でよく出る数パターンの点数を体に染み込ませます。

  • リーチ・タンヤオ・ツモ(30符2飜ツモ):子各500点・親1000点
  • 30符3飜ロン:子3900点 / 親5800点
  • 40符3飜ロン:子5200点 / 親7700点
  • 満貫ロン:子8000点 / 親12000点

これだけでも実戦の70〜80%の場面はカバーできます。残りの符計算は 点数早見表 で確認しながら経験を積むのが最も効率的な学習法です。

また、複雑な符・飜の計算を都度確かめたい場合は 点数計算ツール も活用できます。手牌を入力するだけで正確な点数が出るため、特にリーグ戦での正確な点数申告の確認に役立ちます。

点数計算はすぐに完全に覚える必要はありません。「大体わかる」状態から少しずつパターンを増やしていくことで、自然と計算が身についていきます。まずは満貫の基準と数パターンの点数から始めてみましょう。

よくある質問

符(フ)とは何ですか?

符はあがり形の「複雑さ」を数値化したものです。副底(ふうてい)と呼ばれる基本の20符に、面子の種類(刻子・槓子など)や待ちの形に応じた符を足して計算します。符が高いほど同じ飜数でも支払い点数が上がります。

点数計算を覚えるコツはありますか?

最初は「30符3飜(子3900/親5800)」「40符3飜(子5200/親7700)」などの頻出パターンだけを先に覚えるのが近道です。満貫以上(子8000/親12000)は固定なので、「満貫に届いたか」だけを基準にするだけでも実戦の多くの場面をカバーできます。

七対子の符は?

七対子は例外的に25符固定と定めているルールが一般的です(面子計算を行わない)。25符2飜は子1600/親2400です。なおルールによって50符扱いにする場合もあるため、事前にメンバーで確認しましょう。

ツモあがりは点数が変わりますか?

ツモあがりの場合、子は「点数の半分」を3人に支払ってもらいます(子が各自半分支払い)。親のツモあがりは「全額の3分の1」を子3人が均等に支払います。加えてツモあがりは2符を得られるため、ロンより符数が上がることもあります。

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