三麻と四麻の違い|ルール・点数・戦略をやさしく比較

三人麻雀(三麻)は四麻と同じ牌を使いながら、プレイヤーが1人減るだけで牌構成・点数・ルール設定が大きく変わります。「三麻をやってみたいけどルールがよくわからない」「四麻と何が違うの?」という疑問に答えるため、本記事では牌の違いから点数計算・三麻特有の設定まで、四麻との比較を交えてわかりやすく解説します。

牌・人数・進め方の違い

三麻は四麻と同じ牌セットを使いますが、プレイヤーが3人になることで牌構成・配牌・進行が変わります。最も大きな変更点が 萬子2〜8の除外 です。

使用牌の違い

四麻では萬子1〜9・筒子1〜9・索子1〜9・字牌すべての136牌(赤ドラを含む場合は追加)を使います。三麻では萬子の2・3・4・5・6・7・8を取り除き、残る萬子は1萬と9萬のみになります。この変更により使用牌は108牌(赤ドラ除く)程度になります。

筒子・索子・字牌については四麻とまったく同じです。九蓮宝燈(チューレンポウトウ)のような萬子縛りの役は三麻では成立しにくくなりますが、清一色(チンイツ)を筒子や索子で目指す機会は増えます。

人数と席の違い

四麻は東・南・西・北の4席で卓を囲みます。三麻は 北家(ペーチャ)がなく 、東・南・西の3席で進行します。親の順番が一巡するサイクルが短くなるため、局数の進みが速いのが特徴です。

配牌と山牌の違い

四麻では配牌13枚から始まりますが、三麻でも配牌は13枚です。ただし山牌の枚数が少ないため、流局(テンパイ流れ)になりやすい傾向があります。特に3人全員が守備的になると山が早く尽きやすくなります。

東風戦と東南戦

三麻でも東風戦(東場のみ)と東南戦(東場・南場)のどちらかを選べます。四麻の半荘は東南戦に相当しますが、三麻では局数が少ないため東南戦でも四麻より短時間で終わることが多いです。

点数とルールの違い

三麻は四麻と基本的な点数計算(符・飜・役の仕組み)は同じですが、持ち点・ツモあがり・ウマなど いくつかの重要な違い があります。

持ち点の違い

四麻の一般的な持ち点は25,000点スタート・30,000点返しですが、三麻では35,000点スタートが最も広く使われます。3人で点棒を分け合うためトータルの点棒量は変わり、返し点や連帯ボーナス(オカ)もそれに合わせて設定されます。

ツモ損の有無

四麻でのツモあがりは子が各自半分ずつ、親のツモは子3人が均等に払います。三麻でも同じ計算式を使いますが、払う人が1人少ない分、1人あたりの負担が増えます。このときに発生する「払い損・受け損」の扱いがルールによって異なります。

  • ツモ損あり ツモあがった本人が差額を負担する(四麻の払い方と同額に揃える計算)
  • ツモ損なし 3人で純粋に三等分するため、ツモあがり側が余分に受け取る形になる

ツモ損なしの方が計算がシンプルですが、ツモあがりが強くなりすぎるという意見もあります。どちらを採用するかは卓ごとに事前に決めておきましょう。

点数計算の基礎は同じ

符・飜の仕組み、役の成立条件、満貫以上の固定点数については四麻と変わりません。点数計算の詳細については 「麻雀の点数計算のやり方」 で解説しています。

観点 四麻(4人) 三麻(3人)
プレイヤー数 4人 3人
使用牌 136牌(赤ドラ除く) 108牌前後(萬子2〜8を除外)
席・方角 東・南・西・北 東・南・西(北家なし)
一般的な持ち点 25,000点スタート 35,000点スタートが多い
ツモあがり 子3人が均等に支払い 子2人が支払い(ツモ損あり/なし)
抜きドラ なし 北ドラあり(ルールによる)
符・飜の計算 通常通り 基本は同じ
四麻と三麻の主要ルール比較

三麻特有のルール設定

三麻では四麻にはない独自のルール設定がいくつかあります。卓を始める前にメンバーで確認しておくべき重要な項目を解説します。

抜きドラ(北ドラ)

三麻において最も特徴的なルールが 抜きドラ (北ドラとも呼ぶ)です。北(ペー)の字牌を手牌から抜いて卓の横に置くことができ、抜いた枚数だけドラとして数えます。

抜いた後は牌山から補牌(ポウパイ)を1枚引けるため、事実上の追加ツモと同じ効果があります。抜きドラを使いこなすことが三麻の戦略面での重要なポイントです。採用しない卓もあるため、事前確認が必要です。

ツモ損あり / なし

前述の通り、ツモあがりの際の差額処理がルールによって異なります。競技麻雀では「ツモ損あり」が採用されることが多いですが、仲間うちの遊びでは計算が楽な「ツモ損なし」もよく使われます。

西入(シャーニュウ)

東南戦で南場が終わっても全員が規定の点数に届いていない場合に西場へ突入するルール(西入)を設ける卓もあります。四麻でも同様のルール延長がありますが、三麻でもルールによって採用されます。

役の成立に注意

萬子2〜8がないため、三麻では一部の役の出現頻度が変わります。

  • 成立しにくくなる役 混一色(ホンイツ)の萬子版、九蓮宝燈など
  • 出やすくなる役 清一色(チンイツ)、断么九(タンヤオ)(萬子の中張牌がないためタンヤオ形が作りやすい面もあり)
  • 字牌関係 北が抜きドラになる場合、北が雀頭や刻子として手牌に使えなくなる点に注意

Janrecoの三麻対応

麻雀成績管理アプリ Janreco は四麻・三麻の両方に対応しています。三麻専用の設定が可能で、以下の機能を無料でご利用いただけます。

三麻専用ルール設定

Janrecoではルールごとに「三麻 / 四麻」を設定できます。三麻ルールでは以下のパラメータを自由に設定できます。

  • 初期持ち点(例: 35,000点)と返し点の設定
  • ツモ損あり / ツモ損なしの切り替え
  • 抜きドラ(北ドラ)の有無
  • ウマ・オカのカスタム設定
  • チップの設定(1枚あたりのpt)

設定したルールを保存しておけば、毎回設定し直す手間なく対局を登録できます。

三麻の成績記録・集計

対局後にスコアを入力すると、ウマ・オカを含めた最終ポイントが自動計算されます。三麻でも四麻と同様に次の統計が自動で表示されます。

  • 平均順位・トップ率・連対率・ラス率
  • 通算ポイントの推移グラフ
  • 月別・期間別の成績トレンド

三麻リーグの管理

三麻でリーグ戦を運営する場合も、Janrecoのリーグ機能をそのまま利用できます。シーズン単位での累計ポイント管理、参加メンバーの順位表自動生成、成績表の共有リンク発行に対応しています。

三麻リーグの詳しい運営方法については 麻雀の成績管理アプリ・方法まとめ もあわせてご覧ください。

四麻と三麻を混在させたリーグ(同じリーグ内で四麻・三麻の対局を混ぜる)も、ルール設定を使い分けることで記録できます。仲間内で「今日は三麻にしよう」という場合でも、同じアプリでそのまま管理が続けられます。

よくある質問

三麻で使わない牌はどれですか?

一般的な三麻では萬子(マンズ)の2〜8を除外します。残る萬子は1萬と9萬のみです。筒子(ピンズ)・索子(ソーズ)・字牌はすべてそのまま使います。ただしルールによって北(ペー)を抜きドラとして扱う場合もあります。

三麻の初期持ち点は何点ですか?

三麻の初期持ち点はルールによりますが、35,000点スタートが最も一般的です。返しは40,000点(オカあり)とするケースが多いです。ただし、30,000点スタートや40,000点スタートを採用する卓もあるため、事前にメンバーで確認しましょう。

ツモ損とは何ですか?

ツモ損とは、三麻でツモあがりをした場合に「放銃者がいない分、ツモった本人が一定点数を負担する」ルールです。具体的には四麻のツモあがりと同様に計算し、本来4人で払うところを3人で払うため1人あたりの支払いが増えます。ツモ損なしのルールでは1人増えた分をツモったプレイヤーが受け取る形になります。

抜きドラ(北ドラ)とはどういうルールですか?

三麻では北(ペー)の字牌を手牌から抜いて卓の横に置くことができ、1枚につき1ドラとして扱うルールです。抜いた北は槓子(カンツ)のように扱われ、牌山からの補牌も認められます。抜きドラを採用するかどうかはルール設定によって変わります。

JanrecoはWindowsでも三麻対応していますか?

Janrecoはブラウザベースのウェブアプリです。Windowsのブラウザからもアクセスして利用できます。三麻専用ルール設定・成績記録・リーグ管理すべてに対応しています。

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