成立条件
槍槓は次の条件を満たしたときに成立します。
- 他家が 加槓(カカン) を宣言したこと
- 加槓した牌が自分の 和了牌 であること
- ロン和了できる状態(テンパイかつフリテムでない)であること
加槓とは、すでに ポン している3枚の牌に、自分でツモった4枚目を加えてカンする操作です。この加槓の宣言直後、槓が確定する前に和了牌と一致していれば「槍槓」として割り込んでロンできます。
なお、通常の暗槓や大明槓に対しては槍槓はできません。ただし 国士無双のテンパイ中に限り、他家の暗槓に対しても槍槓が成立 します。これは国士無双専用の例外ルールとして広く採用されています。
出現頻度の目安
槍槓は「他家が加槓する」「その牌がたまたま自分の和了牌」という2つの条件が重なる必要があり、実戦では 非常にまれ な役です。1セッション(半荘4〜8回)で一度も遭遇しない場合も珍しくありません。
ただし、加槓のタイミングを見逃さなければ宣言は難しくありません。カン宣言が出た瞬間に自分の和了牌を確認する習慣をつけておくと、実戦で見逃しを防げます。
狙い方・注意点
槍槓は積極的に「狙う」役というより、 見逃しをなくす 意識が大切です。
- 加槓のタイミングを把握する 他家がポンしている牌のうち、自分の和了牌と一致するものがあれば、加槓宣言が出た瞬間に即座に「ロン」と宣言します。
- フリテムに注意 自分が過去に同じ牌を見逃していたり、フリテムの状態ではロンできません。テンパイの形と見逃し牌を常に整理しておきましょう。
- 国士無双中は暗槓にも注目 国士無双のテンパイ中は他家の暗槓も見落とさないように注意します。
実戦動画
プロの実戦で槍槓が決まる場面です。狙い方の参考にしてください。
複合・関連する役
槍槓は「加槓への割り込みロン」という状況で成立する役なので、門前・鳴きを問わず他の役と重複することがあります。
- 立直(リーチ) との複合 門前でリーチ中に槍槓が成立すれば、立直+槍槓で2飜以上になります。一発や裏ドラも期待できます。
- 嶺上開花(リンシャンカイホー) との関係 槍槓と対になる役。カン後にツモ和了する役で、同じカンが起点ですがロン/ツモで役が分かれます。
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国士無双(コクシムソウ)
との関係
前述のとおり、国士無双テンパイ中は暗槓へも槍槓が成立する唯一の例外です。
槍槓単体は1飜なので、立直・ドラなどと組み合わせて打点を高めることが重要です。具体的な点数は 点数早見表 で確認できます。